文章:(将)

こんにちは。こちらは「まるごとパズル シャカシャカ」発売を盛り上げるべく企画した集中連載の3回目、最終回です。
2回目からだいぶ間隔が空いてしまい、失礼しました。

さて、今回は表題のとおり、さる8月10日にニコリが発行した「まるごとパズル シャカシャカ」そのものの紹介記事であります。
大まかな概要は第1回で触れられていますが、改めて箇条書きで説明してみます。

  • ニコリオリジナルのペンシルパズル「シャカシャカ」を「ペンシルパズル本 シャカシャカ」1巻、2巻収録作品から厳選し、やさしい問題から難しい問題まで合計98問掲載。問題サイズの内訳は以下のとおり。
    ・10×10マスが21問
    ・10×18マスが25問
    ・14×24マスが33問
    ・20×36マスが19問
  • 遊び方は5ページほど使い、わかりやすく解説!
  • サイズは四六判。新書判サイズでの初出時よりもマス目が大きくなり、解きやすい!

…といった感じです。
新書判でどこでも持ち運べる「ペンシルパズル本シリーズ」にも利点はありましたが、「まるごとパズル」の1冊となったことで、よりじっくり遊べるようになったと思います。

そのほかのおすすめポイントとしては、次ニコの前身「月刊ニコリスト」で行われた「ペンシルパズル・オブ・ザ・イヤー」(次ニコでも引き続いて行われています。どういった感じなのか、今年公開した「オブ・ザ・イヤー」でご確認ください)で、ペンシルパズル本での初出の年に推薦された作品がしっかり収録されていることが挙げられます。
当時推薦されていたのは2作品で、コメントはそれぞれ以下のとおり。「月刊ニコリスト」2015年2月号からの引用です。なお、文中「ケ:」や「も:」などとあるのはニコリスタッフの名前を1文字で表したものです。

ケ:ほー、白いところが広い。
も:そこからの裏切り方が美しい。

安:これは良かったね。私も推してます。
も:傾いてない四角を主役にしてるんですけど、出し方が新しい。その…なんて言ったらいいのかなあ。シャカシャカ特有のぉ、図形的センスを利用したぁ…傑作であると。

それぞれ、「まるごとパズル シャカシャカ」で何番の作品であるかは、ここではあえてナイショにしておきます。
解いていて、「あ、これは次ニコに書いてあった問題っぽいな」と思っていただければ幸いです。
(月刊ニコリストを当時購読していた方にはバレてしまいますが、そこは見ていなかったことにしていただければと思います…)

シャカシャカの考案者から伺ったところによると、シャカシャカは「予想していなかった発展をしている」パズルであるとのことです。
その証拠と言えるかもしれませんが、近年発行されている「パズル・ザ・ジャイアント」掲載のシャカシャカは、かなり難しいテクニックを要求される問題が複数問掲載されています。
「ジャイアント」の問題に挑戦する前に、やさしい問題から難しい問題までまんべんなく掲載されている「まるごとパズル シャカシャカ」で、シャカシャカ力(りょく)を養うのもよいかもしれませんね。

以上、手みじかではありましたが、「まるごとパズル シャカシャカ」の魅力をお伝えしました。
みなさま、良いシャカシャカライフをおおくりください!