文章:(焼)
皆さん、シャカシャカしてますか!

シャカシャカってなにそれ? フライドポテト? というかたは
【シャカシャカ連載①】「シャカシャカ」を紹介します。
を参考にしてくださいね。

さて、上の記事でも触れていますが、
シャカシャカは解き終わったあとの盤面が印象的なパズルです。

タイルを敷き詰めたようなきれいな模様ですね!

…しかし!
実際解くときにどれくらいの人がしっかりぬる
ものなのでしょうか?

三角形をぬっていく独特な解き味のシャカシャカ。
そのぬりかたもまた、解き手の個性が表れた独特なものになるのでは…?

ということで始まりました。

ぬりかた総選挙2019
\ヤンヤ、ヤンヤ/

※筆者注
 いかにも投票フォームがありそうなタイトルを
 つけてしまいましたが、ただの読み物です。
 あしからずm(_ _)m

エントリーしたのはニコリスタッフの
(溝)(く)(も)(将)(塚)
(竹)(大)(ケ)(い)(焼)
の10名です。

プライベートで解くような気持ちでぬってください」という
お願いをして解いてもらいました。

はたしてどのような結果になるのでしょうか…。

ダルマの目をぬるかわりに、シャカシャカの盤面をぬった
候補者たちの盤面をひとつずつ見ていきましょう。


エントリーNo.1
それなりにぬる党 (溝)

今回、4名の候補者がいた「それなりにぬる党」。
上の盤面は(溝)のぬりかた。
シャカシャカを解くのに必要十分な量だけぬる、
という意志が感じられます。
すこしくらいならば、枠からはみだしても気にしません。
質実剛健…それが「それなりにぬる党」の基本方針です。


エントリーNo.2
それなりにぬる党 (ケ)

「それなりにぬる党」のなかでも、
M字のような「ジグザグ線」を多用した派閥の(ケ)。
ジグザグ線の長所は
「行き」と「帰り」の両方で線が引けるところ。
最小限の手の動きでより多くの面積をぬれます。
楽器にたとえるならば「吸う」ときも「吐く」ときも
音が出る「ハーモニカ」のようなぬりかたですね。

さらに「行き」に「シャ」、「帰り」に「カ」という擬音を
与えてやると、書いたときに「シャカシャカ…」という音が
聞こえてくるというシャカシャカ度(?)が高いぬりかたでもあります。


エントリーNo.3
それなりにぬる党 (竹)

(竹)の特徴はいくつかのマスに書かれた
「白丸(○)」でしょう。
いいかえれば「白星」、縁起がいいですね。
三角形を書かないことが確定したマスに「点」を打つ
候補者はたくさんいましたが、「白丸」は(竹)だけでした。

「点」だけだと「偶然触れてしまった芯の跡」や
「超微小隕石が飛来した跡」などと
見間違う可能性がありますが、
「白丸」ならその心配がありません。安心ですね。


エントリーNo.4
それなりにぬる党 (焼)

なんという力強さ…!
山水画を思わせる大胆な筆致…!
これはいったい誰が書いたんだ…!

…筆者の(焼)でした。

~完~


エントリーNo.5
シマシマにぬる党 (塚)

こちらも4人の候補者が擁立された「シマシマにぬる党」。
全部をぬるよりは楽で、仕上がりもシンプルで整って見えます。
上の盤面は、8月の新刊「まるごとパズル シャカシャカ」の
編集長(塚)がぬったものです。
そのままTシャツの柄にできそうですね。


エントリーNo.6
シマシマにぬる党 (い)

シマシマにぬる党(い)の特徴は点の打ちかた。
「三角形が入らないことが確定したマス」だけでなく
「大きさが確定した斜めの四角形の真ん中」にも点を打っています。
より入念にチェックしている印象を受けます。

あと真ん中に点が打っている斜めの四角形、
すこしお菓子のクラッカーっぽく見えませんか?
(筆者のおなかがすいているだけかもしれません)


エントリーNo.7
シマシマにぬる党 (も)

シマシマにぬる党のなかで引く線の数がもっとも少なかった(も)候補。
おおむね3本程度の線でぬっています。
1本や2本だとあまりぬってない感じがしそうですが、
3本だとぬってる感があります、多分。
毛利元就の「3本の矢」ならぬ
(も)の「3本の線」の逸話がここに誕生しました。


エントリーNo.8
シマシマにぬる党 (く)

全体的に丁寧な斜線を書いている(く)候補。
以下のような手順でぬっていると教えてくれました。
 ・三角形の線を引く。
 ・輪郭が確定したら中をぬる。
 ・数字が確定したら白抜き数字をぬる(なぞる)。
三角形単体でぬるのではなく
ある程度輪郭が固まったうえでぬる、というのが面白いですね。
(く)はイラストを描いたりするスタッフなので
「輪郭を決めてから中をぬる」というのが
習慣化してるのかもしれません。

※筆者注
 …などと分析したものの
 イラスト担当ではない(竹)がぬったエントリーNo.3も
 じつは輪郭が確定してから中をぬったものだということが判明しました。
 なので、偶然なのかもしれません。
 あるいは、これから(竹)がイラストを担当するように未来があるのかもしれません。


エントリーNo.9
点を打つ党 (大)

筆者が「これ解いてください」と言って
1分もたたないうちに解き終わって返してくれた
「点を打つ党」の(大)候補。
特徴はなんといっても、三角形の中をぬる代わりに点を打っていること。
スピードと効率重視。当選(?)のアカツキには
歳出のムダやらなにやらを排除をしてくれることでしょう。

また、ぬらずに記号を書き込む解きかたとして
某スタッフよりこういうのを見かけたことがある、
と聞いたので再現してみました。↓

(再現画像)

十字がたくさん並んでいます。
少女漫画でイケメンの周りに並んでいる
十字型のキラキラくらいの量はあります。


 
こうやって見ていくと、解く人によって
いろいろな書きかたがあるものですねぇ…。



―しかし、あなたはこのあと
さらなる衝撃を受けることになる!(あおり)


エントリーNo.10
ぬらない党 (将)

なんということでしょう…。

「ぬりかた総選挙」と銘打ったのにも関わらず、
ぬっていない盤面が登場しました。
そこにあるのは…「線」だけです。

これでしっかり解けているのかと
一瞬不安になってしまいそうですが、
しっかりと一意の解であることを線だけで示せています。

すべての「ぬりかた」に牙をむく風雲児、
「ぬらない党」…。

しかし、同時に「ぬらない党」はこう語りかけて
くるようでもあります。

「ぬりかたにこだわらなくたっていいじゃないか…。
なんせ僕らみたいに、ぬらないやつらだっている。
僕らはシャカシャカが好きだっていう絆で
つながっている仲間、それだけで十分だろ…?」

筆者はその場で立ちつくしてしまいました。
「エントリーNo.4」(筆者自身)へ票を入れようと
していた自分を悔いながら…。

~完~


…ということで皆さんそれぞれのぬりかたで
「まるごとパズル シャカシャカ」楽しんでくださいね~
(。・ω・)ノシ