ニコリスタッフの(焼)です。
先月お休みをいただいて、今回が連載第3回でございます。
たいへんお待たせいたしました。
バックナンバー
第1回 ~謎解きを4つに分ける~
第2回~人類補填計画・序~
前回は「補填」の言語系の謎について考えたので、
今回は非言語系の謎について探ってみましょう。
(以降、第2回までのネタバレもあります)
非言語系…?
非言語系とは、言葉ではない要素(形や色や動きなど)が
メインの謎解きのことです。
今回は次の3種類に分類してみていきましょう。
・定義的補填
・順序的補填
・認識的補填
(思いついたら、のちのち種類が増えるかも)
定義的補填…?
定義的補填は、
「この図形やイラストは、本来はこういうもののはず」(定義)だけど、
「足りてないところがある」ので、
補填すると謎が解けていく、というタイプの謎です。
早速例題を見てみましょう。
ヒントはこちら
…んっ? どうやら、四角形が1つ足りないようです。
右端に四角形がもう一つ入ったとして、どのような言葉ができるでしょうか?
答えはこちら
定義的補填の問題はいかがでしたでしょうか。
第1回の問題でいうと、謎1-3はこのタイプに分類できそうです。
(この問題は格子状になるように線を補う問題でした)
ジグソーパズルも、「本来はこういう形のはずだ」と考えて埋めていくという点で、
この定義的補填の要素を持ち合わせているかもしれませんね。
順序的補填…?
順序的補填は、
「複数の図形やイラストから、順番はこうなるはずだから
空いているところにはこれが入るはず」というタイプの謎です。
では問題です。
ヒントはこちら
例えば、いちばん上では縦棒1本が左から右へと移動しているようなので、
隠れている部分の上段には「エ」のような形が入りそうですね。
答えはこちら
ということで、順序的補填でした。
問題では移動や回転などをしてましたが、
他にも増減したり、色が変わったり、などのパターンも考えられそうですね。
入社試験などで使われるCABの規則性の問題も、
この順序的補填に近い気がします。
認識的補填…?
認識的補填とは、
動物や機械などが「認識」をする段階で、自然と補填(補完)することによって
謎を解くための糸口がつかめるタイプの問題です。
ということで、例題をどうぞ。
ヒントはこちら
「問題に最初から鉛筆が乗っていたとしたら、
おそらくこの言葉が書かれている、と思いそう」という感じで
あたりをつけていただければ、解ける…かな?
答えはこちら
ということで、認識的補填の問題でした。
今回の問題で使われた「アモーダル補完」や「空白補完効果」のほかにも、
同じ色が違った色のように見えてしまう「ムンカー錯視」や
図形の間に本当はない三角形が見える「カニッツァの三角形」なども
脳の補完の働きによって起こる、と言われているようですね。
そういえば、この「カニッツァの三角形」、猫でも認識できるという
うわさをネットで見かけました。ネコをメインターゲットに据えた
謎解きを作ろうとしているかたはぜひ利用してみてはいかがでしょうか(?)。
まとめと次回予告…?
これにて「謎解き、分類してみた。」第3回、終劇です。
「人類補填計画」と言いたいがために、「序」と「破」にわけましたが、
このあとについては特に考えていない、どうしよう…。
次回も補填について掘っていくかもしれませんし、
他のテーマにするかもしれません。
ということで、次回もサービス! サービスゥ!
第2回のおまけ謎の答えはこちら
「゛(濁点)」を基準に謎2-1~謎2-3の答えを並べ替えて埋めていくと
上から「つくだじま」「おにがしま」「さくらじま」。
マスの1~5を並べて当てはめてできる言葉は「たからじま」なので、これが答え。