制作部・(天)でございます。次ニコの雑記メンバーに加入いたしました。やったぜ。
最初なので自己紹介のような記事がいいかな、と思いますが、さて何を紹介しようかな。

あ、私、人生で何回か大きな移動をしてますので、今回はその辺を語ってみましょう。
「新入社員のごあいさつ」記事とカブるところがありますがご容赦を。

■生まれたのは滋賀県の大津市です。

中学生のときにシネコン付きのファッションビルがオープンし、そこにテナントで入っていたのが紀伊国屋書店さんでした。
広々としたワンフロアをTOWER RECORDとともにどおーんと占拠。
家から歩いて行ける距離の本格的大型書店。
本屋と言えば商店街の「町の本屋さん」かデパートの「書籍売場」程度だった私は当然、通いつめました。

で、ある日ついにパズル本のコーナーへ足を踏みいれて、「パズル通信ニコリ 64号」と出会います。
一言でいいますと、衝撃でした(詳しく書いたんですが超長くなりましたので略)。
こうして琵琶湖のほとりで男子中学生が一人、静かにパズルへ熱狂しはじめたのでした。

■大学に通うようになり、兵庫県へ引っ越します。

入学して1年間は無理やり滋賀⇔兵庫を往復していたのですが、さすがにしんどくなり、19歳で兵庫県は西宮市へ。初めての一人暮らしです。2002年~2007年まで過ごしました。
このころにはパズル投稿がすっかり日常になっており、別冊本などの原稿依頼もいただける状態でした。ありがてえありがてえ。
「学生時代」ってそういう側面が誰しもあると思いますが、この時期はとにかく出会いが多かったですね。ニコリ読者有志が主催していた「関西放談会」という集まりに参加して、たくさんの「変な大人(ほめ言葉です)」と出会ったり。
ネットを通じて交流していた、同年代のパズルファンたちとリアルで出会ったり。
そのときの仲間の何人かは今もニコリ読者ですし、プロ作家として活躍している人もいます。

■次は就職で、広島県に住むようになります。

2008年に大学院を卒業。たまたま採用してもらえた広島県の本屋さん。
ここで2021年まで働くことになります。
さすがに仕事優先の時期でした。
社会人としての経験を積む一方で、パズル関連の活動はがくーんと減ってしまいます。

でもここで完全にパズルをやめる、とはならなかったんですよねえ。
いや、やめられなかったのか。ずっとパズル好きでしたし、依頼ももらってましたからね。
そしてありがたいことに、ネットとSNSがありました。
おかげでパズル仲間との交流は途絶えることなく、パズルの同人誌を出したりしてました。
活動してるやん。

そんなこんなが結局ぜんぶ、今につながってます。

■そしてニコリに入り、千葉県へ。

2021年の頭に本屋さんを卒業し、少しだけ広島で無職。
で、縁あってニコリの一員になることとなり、千葉県へと引っ越してまいりました。

現在の居住地は市川市です。
まだ引っ越して3カ月ですので、ワタワタしながら日々を過ごしてます。
「あっ、千葉県には市川市と市原市があるのか」とこのあいだやっと気づいたくらいのレベル。
サイゼリヤの1号店とかあるんですね。へえー。

今までと同様、長く住むうちになじんでくるのだと思います。
新しい街と新しい生活はワクワクがあって楽しいものです。パズルと一緒。
そして自分の人生ふりかえるのもわりと楽しいな、と書いてて思いました。

過去も未来も楽しいぞー、ってのを今回の結論のようなもの、といたします。ではまた~。