お久しぶりです。(塚)です。

先週末は、「つながるかたち展03」という展覧会を見てきました。
単純なかたちがつながってできた物体や、そこに現れるさまざまな性質・現象をテーマにした展覧会で、2021年から毎年行われているのですが、私は今回初めて見に行くことができました。

会場に入ってまず展示されていたのは、野老朝雄氏の作品の数々。2020年東京五輪のエンブレムに採用された「組市松紋」の作者として知られていますが、その他にも数多くの立体作品を制作しており、それらがずらりと並べてありました。その横にあった、折り鶴の作品もかなり印象的でした。

それ以降も、さまざまなフィールドの開発者・研究者による作品が展示されていました。その中には、ニコリ180号で「T3パズル」の取材に応じていただいた、荒木義明さんによる折り紙の作品も。一言に「かたちをつなげる」といっても、どの分野からアプローチするか、どんな素材がどうやってつながるかといった違いによって、現れる性質や現象もがらりと変わってくるのだなあ…ということを実感でき、とても面白かったです。

この展覧会は、11月26日まで開催されています。入場無料とは思えないほど、見応えがありますよ。
また、別の会場では「つながるかたち展2.5」というスピンオフ企画も同時開催中なのだそうです。こちらも気になるので、近いうちに見に行ってみようと思います。