はじめまして。6月から入社しました(か)です。
これまで本やチラシの編集をしてきたんですが、
パズルの編集は初めてで緊張しています。

自己紹介代わりに、好きなものについて書いてみます。

映画とか漫画とか演劇とか、いろいろ好きなものがある中で、
お話の“意外な展開”が好きです。
どんでん返しとか好きな人多いですよね。
本屋さんに行っても、
「あなたも絶対に二度読みたくなる、驚きの結末!」
などといった特集コーナーをよく見かけます。

「意外な展開があるって知らずに読んで驚きたいよ~」
と避ける人と、
「これって何か驚きの結末が待ってるんだ~、へえ読んでみよう」
と手に取る人がいるようですが、私は後者です。
理由は単純で、忘れるから。
「驚愕のどんでん返し!」って帯に書いてあった本を買っても、
読んでるうちにそれを忘れるんですね。

だからすごく素直にミスリードや叙述トリックに引っかかって、
「えっ、そういうことだったの!?」と驚くことができます。

そもそも作者の思惑や誘導にうまく引っかかりやすいようで、
パズルを解いていても、
「なるほど、こうだな!」
と進めた結果、見事にハタンさせたり。
これは誘導されてるのではなく、単に思い込みをしやすいのかも…。

「うまく引っかかる」のは小説や映画を楽しめてお得なんですが、
「思い込みをしやすい」のは編集者としてちょっと致命的なので、
パズルを編集するうえではしっかり気を付けます。
どうぞよろしくお願いいたします。