4月から編集部員として入社しました(せ)と申します。
ニコリへのパズル投稿者を経て入社という、編集部では王道(?)のルートをたどって今に至ります。
簡単に来歴を振り返ってみたいと思います。
私は小さいころから算数や理科が好きで、自然と理系の道に進みました。
友人も理系の人間が多かったのですが、彼らにパズルが好きだと伝えると、嬉しいことに数独やクロスワードなら知っていると言われることが多かったです。
しかし、残念ながら、趣味として本格的に嗜む人はそう多くありませんでした。
かくいう私もニコリのパズルに出会ったばかりのころは、「数独は知っているけれども趣味と言えるほどでもない」という感覚がありました。
パズルを解く機会といえば、家族がよく解いていた新聞の数独をたまに解く程度でした。
当時の私にとって数独は難しく、途中で投げ出してしまうこともままありました。
時は流れ、偶然出会ったペンシルパズル本シリーズをきっかけに本格的にニコリデビューを果たすことになります。
数独しか知らなかった当時の私にとっては、こんなにもいろいろなパズルが存在するという事実が鮮烈で、一気にパズルの世界に魅了されました。
当時を振り返ると、気になったシリーズを片っ端から解いていき、飽きてきたら別のシリーズへと、その時の気分に合わせて好きなものを好きなだけ解いていました。
今でこそ数独の奥深さや魅力がわかるようになってきた私ですが、もし仮にペンシルパズル本シリーズに出会っていなかったら今こうして雑記を書くこともなかっただろうと思います。
何が言いたいかと申しますと、人によってあるいはタイミングによって、どんなパズルが好きになるかはわからないということです。
ニコリには多種多様なパズルがあります。
数理パズル、言葉パズル、イラストが出るパズル、気軽に解けるパズル、じっくり悩むパズル、直感が大事なパズルなどなど…。
もっと多くの方に個性豊かなパズルたちを知っていただいた上で、好きなものを好きなだけ楽しんでいただくのが私の理想です。
編集者として、より魅力的なパズルを世に送り出していけるよう精進してまいります。
改めましてどうぞよろしくお願いいたします。