制作部の(天)でございます。このあいだ買ったコードレス掃除機がとても使いやすいです。やったぜ。
■7月の新刊発売中です。
新定番シリーズから「ペンシルパズル三昧 カックロ中上級2」と「ペンシルパズル三昧 スリザーリンク中上級2」、そして「おうちで数独・推理パズル 2022年夏号」好評発売中です。
新しいトピックとしまして、ペンパ三昧カックロ&スリリンについてはYouTubeで「解いてみた」動画が上がっていますね。もう見た方も多いのではないでしょうか。私はついさっき営業(木)から「見てね!!!」とPRが来たので、ようやく見てみました。
【解きながらしっとりお話し】『ペンシルパズル三昧 カックロ中上級2』の編集長が紹介する1問を解いてみる!
【解きながらしっとりお話し】『ペンシルパズル三昧 スリザーリンク中上級2』の編集長が紹介する1問を解いてみる!
話し手はニコリ誌編集長(も)です。難易度HARDのパズルを解きつつ、解き筋の説明・作品の解説・作者の紹介を同時進行しています。いや離れ業だなおい。あっ、聞くところによりますと、YouTubeチャンネルは今後どんどん動画増える予定(予定ですけどね、予定…)だそうです。皆さんお楽しみに。
■希少価字コンテストの話。
さて動画もいいけどニコリ本誌もね、というところで本誌の話を。絶賛発売中「パズル通信ニコリ179号」の52~53ページで「希少価字コンテスト」という、読者参加型コンテストの結果発表を行いました。
ルールをざっくり書くと「①かなで4文字の駅名を1つ選ぶ ②参加者全員の書いた駅名をまとめ、各文字の使用回数=その文字の点数、で集計。4文字分の合計点がもっとも少なかった駅名が優勝」というものです。「希少価値」な「字」を書いたら優勝、ということで「希少価字」コンテストなわけですね。
今回いちばん得点の高かった(多くの人が使った)文字は「ま」でした、とちょっとだけネタバレ。鉄道に詳しい方ならこの手がかりだけで、最高得点がどの駅だったかピンとくるかもしれませんね。答え合せや最終結果は本誌をご覧ください。まあ、残念ながらコンテストのルール上「最高得点=最下位」なわけですが…。
■都道府県別で見てみよう。
このコンテストは私(天)が集計したのですが、おかげさまで普段のコンテストより参加者が多く、スペースの都合で載せられなかったデータがあります。雑記の場を借りてそれを発表しようじゃありませんか、というのが今回の主旨です。
そのデータとは「所在地の分布」。参加者の皆さんがどの駅に何名集まったかを集計したとき、これを「都道府県別」でも集計していたのですよ。ふっふっふ…。
…え? 「このコンテストで都道府県別の分布がデータとして意味あるのか」って? いやまあそれはその…。…いいじゃん! せっかくデータとったんだから!
というわけで多かった順にベスト3を発表!
■1位:北海道(52名) 2位:東京都(41名) 3位:神奈川県(36名) でした!
北海道強し! どうやら多くの参加者が「濁音や半濁音の入った駅名なら上位に入れるのでは?」と読んだようです。なるほどなるほど。しかしながら、たくさんの人が同じ駅を狙うとうまくいかないのがこのコンテスト。実際の結果で言いますと、北海道の駅名はベスト10にも入れない結果だったのでした。あっ、でもこの「濁音半濁音狙い」は全体で見ると正しかったようで、「使用頻度の多かった文字」上位10個のうち、濁音半濁音は「べ」1つだけだったんですよね。うーん悩ましい…。
2位は東京都。本誌の結果発表でも触れていますが、山手線にもある「あの駅名」の大量得票が効きました。3位の神奈川県は、まんべんなく色々な駅名が登場。神奈川は「ニコリ生誕の地」でもありまして、長年ニコリを愛読してくださっている読者さんが多いんですよね。そのへんも影響しているかもしれません。
なお全都道府県のデータは下記のとおりです。ざっくり北から順で、都道府県名の後の数字が人数。同じ発音の駅が複数の都道府県にある場合(例:京都にも奈良にもある「ごじょう(五条)」駅)は重複してカウントしています。
北海道52/青森県3/岩手県3/宮城県2/秋田県2/山形県2/福島県0/新潟県2/富山県4/石川県2/福井県11/茨城県4/栃木県1/群馬県5/埼玉県7/千葉県7/東京都41/神奈川県36/静岡県24/山梨県1/愛知県16/長野県3/岐阜県5/三重県5/滋賀県6/奈良県2/和歌山県2/京都府5/大阪府18/兵庫県4/鳥取県2/島根県0/岡山県2/広島県4/山口県2/徳島県2/香川県2/愛媛県1/高知県1/福岡県4/佐賀県1/長崎県2/熊本県1/大分県1/宮崎県1/鹿児島県0/沖縄県0
次回(たぶんあると思う)に向けて、皆さん参考にしてくださいね~。
■データやリンクの多い雑記でした。
読みづらかったかもしれません(ごめんなさい)。少しでも面白がってもらえていたらうれしいです。
さて、応募締め切りは過ぎてしまいましたが、次号(180号)では「ワンニャンコンテスト」という、タイトルだけ見ても意味不明なコンテストを開催予定です。はたしてどんな結果になるか、お楽しみに。もちろんレギュラーメンバーの「発想飛び」「ぬりくらべ」「十七文字さんこんにちは」も盛り上がってまっせ! ではまた次回!