先日、横須賀で食べたハンバーガーとフライドポテトがとてもおいしかったのでまた行きたい、ニコリスタッフの(焼)です。

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第1回
第6回(前回)

分類の話に入る前に、まずは謎解きの問題を1つ。

謎7-1
紙の文章に従って導かれる、ひらがな3文字の言葉は何でしょうか?

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ヒントはこちら
紙の破れ目から推測して、配置を元通りにすると、下のような状態になります。
「⇒」に見えるようなところはないでしょうか?
答えはこちら
答えは「こうさ」(交差など)。

まずは、紙の文章を読めるように破れ目などをヒントに、配置を元通りにします。
そうすると
 ⇒のさきを
 ひろうと
 できることばは?

という文章が浮かび上がります。
さらに破れ目が「⇒」の形になっているところが見つけられるので、その先に並んでいる「こ・う・さ」をつなげて「こうさ」が答え。

 

上の問題のように、謎解きに必要な材料が揃っていて、それらをどのように合成するか(組み合わせるか)を考えるタイプの問題をこのコーナーでは「合成」系の問題として分類します。

(同じ「プラス」系の問題でも、「補填」系の問題は、必要な材料が揃っていないので、足りないものが何かを考えて補うのが主眼となっていました)

さて、この「合成」系の問題はどのように分類ができるのかを見ていきましょう。

 合成の分類…?

「合成」系の問題は、以下のように分類できると考えています。

A 単純な合成
B 困難を伴う合成
 B-1 「合成」を明示しない困難
 B-2 「合成の方法」を明示しない困難
 B-3 「合成の対象」を明示しない困難

 単純な合成…?

単純な合成というのは、「1+2=」という問題の答えが「3」といった、すごくシンプルな問題のことです。
より具体的に言うと、
 ・「+(プラス)」や「=(イコール)」という記号によって、
  「合成」することが明示されている。
 ・「+(プラス)」という記号によって、
  「合成の方法」が「加算」であることが明示されている。
 ・「+(プラス)」の前後にあることで「1」と「2」が、
  「合成の対象」であることが明示されている。
というように、いろいろな条件が明示されている問題が、「単純な合成」です。

ただ、これではただの計算なので、謎解きの問題にするためには何らかの「困難」を伴わせる必要があります。
上のB-1 ~ B-3で挙げた3つの困難について、次から見ていきます。

 「合成」を明示しない困難…?

「合成」を明示しない困難は、「合成をすることで解ける」ということを明示しないことで、解き手を惑わせようとする困難です。

謎7-1はまさにその困難を使った問題です。
「紙が破けている」「破れ目をつなげれば長方形の紙になりそうだ」といった気づきから、紙を合成する(組み合わせる)ことを思いついてほしい、という問題になっていました。

このように合成をすることを問題中には明示せずに、解き手が合成の動作をするように導くような問題がこのタイプに分類されます。

 「合成の方法」を明示しない困難…?

「合成の方法」を明示しない困難は、「合成」すること自体は示されているものの、その方法については解き手が考えなくてはいけないような困難です。

たとえば次のような問題。

謎7-2
バンズと具材を組み合わせて、ライオンも舌つづみを打つハンバーガーを作ろう!
できたハンバーガーに対応する文字を上から順番に読むとできる5文字のことばは何?

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ライオンが「うまい!」と舌つづみを打っているのをどこかで見たような…?
答えはこちら
答えは「ひつまぶし」。

この記事の上のほうに、「うまい!」と舌つづみを打っているライオンとハンバーガーが描かれた絵がありました。
このハンバーガーと同じ順番に、バンズと具材を並べて、対応する文字を上から順番に読むと「ひ・つ・ま・ぶ・し」になるので、答えは「ひつまぶし」でした。

 
ということで、「合成の方法」を明示しないタイプの謎解きでございました。
暇つぶしになりましたでしょうか?

 「合成の対象」を明示しない困難…?

最後に「合成の対象」を明示しない困難を使った謎を見てみましょう。
ではさっそく問題から。

謎7-3
組み合わせてできる8文字の英単語は何?

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ヒントはこちら
どうやら、上の5文字と3文字を線に従って移動させて組み合わせると、下の8文字の英単語ができるようです。
「緑」「茶」という色から連想される、”green”と”brown”を入れようとしても3文字のマスには入りません。
もしかしたら「茶」は別の3文字の英単語に変換されるのかも…。
答えはこちら
答えは”teenager”(ティーンエージャー)。

まずは、上の5文字と3文字の枠に入る英単語を考えます。
「緑」「茶」という色からは”green”と”brown”が入れられそうですが、”brown”は3文字の枠に入りません。
あらためて「緑」「茶」の後ろにある、草と湯飲みのシルエットを見ると、それぞれ植物を表す「緑」(green)、飲み物のお茶を表す「茶」(tea)であるということがわかります。
上の5文字と3文字を、線に従って下に移動させて組み合わせると”teenager”という言葉ができあがり、これが答えになります。

 

ということで、「合成の対象」を明示しないタイプの謎解きでした。
今回の問題の場合は合成の対象を「変換」してあるため、対象がわからない、というものでした。
(そういった意味では、第1回で説明した「交換」系の謎解きでもありました)
他にも、「合成の対象」が最初は隠されていて探してからでないと解けない、といった謎も「合成の対象」を明示しない謎に分類できそうです。

 まとめと次回予告…? 

さて、「合成」の分類はいかがだったでしょうか。
「合成」の謎解きにもいろいろバリエーションがあるので、解いたり作ったりしてみてくださいね。

次回は「削除」の分類について書くか、もしくは別のことを書きます。
予告になっていないような気もしますが、とにもかくにもまた次回。
( ^ω^)ノ