今週の月曜日に無事2回目のコロナワクチンを接種させていただきました(く)です。
寸前で異物混入だの言い出してハラハラしたものですが、何とか打てて良かったです。

それにしても、皆さんそうだと思うのですが、精神的に不思議な経験ですよね。
だって、8割ほどの確率で「これから具合が悪くなる」って言われてるんですよ。
ニュースやネットの情報で、どんな症状か、何が必要か、など、安心したくて調べれば調べるほど不安になっていきます。
あれ、これって何かに似てる…?

そう、台風情報です。
8割ほどの確率で上陸しますよ、と前日から天気予報で言われるわけです。
首都圏直撃コースだと、どのニュースでも注意喚起と対策をひたすら繰り返します。
で、当日は出かける前にベランダで飛びそうなものをチェックし、ハンカチの他にタオルを携帯し、玄関には足拭きマットを設置。
今は晴れてても、長い傘とレインブーツで出かけるわけです。
帰りの電車が止まるかもしれないので、飲食料を多めに買って出社。
強風による急な停電に備えてこまめにデータセーブ。
何なら会社の近くのホテルの予約状況をチェックしたりして。

で、ワクチンの副反応対策です。
世間で必要だと言われている解熱剤、スポーツドリンク、ぜリー飲料にレトルトのおかゆ、冷えピタを用意しました。
40度の発熱もあるかもとのことなので、長袖のパジャマやバスタオルも準備。

実は、1回目のワクチン接種では、腕が痛い位で発熱もせず、翌日にワクチン休暇をもらってたのが申し訳なくて家で仕事をしてしまったほどでした。
これって、結局台風はかすりもせず、帰りの電車で長い傘とレインブーツを持て余している状況かなあと。
でも、準備が無駄だったとは思いません。
備えあれば憂い無しなのです。先人はうまいこと言います。

2回目はさすがに副反応ありました。
当日の夜は腕が余りにも痛くて一睡も出来ず、翌日午後からは37度台と38度台を行ったり来たり。
頭がクヮンクヮン痛くて起きていられず食欲もなし。
ヤカンで沸かして冷やした紅茶(アイスティーなんておしゃれなものではない)を1年中冷蔵庫に常備しているのですが、ボトルに入れて枕元に置いたそれをちみちみ飲むだけで、用意していたものは一切使いませんでした。
こりゃ明日もダメかも…と思いながらもその夜は寝ることができ、翌朝起きたら、まあ、すっかり元気!
すげえな、副反応。いろんな意味で。
腕はまだ腫れて熱を持っているけど、とりあえず2回打てた安心感はありますね。

あとは、1回目もしっかりあったモデルナアームが1週間後にまたやってくるのを待ち構えるとしましょうか。
武器は保冷剤と手ぬぐいですよ。

用意して使わなかったものたちは、これからコロナにかかってしまったときのために置いておきましょう。
そして、本当の台風もこれからやってくるでしょう。
備えあれば憂い無しです。