残暑が続きますがみなさまお体お変わりないですか。(ケ)です。

先日、私の推しマンガ『ほしとんで』(本田、ジーンLINEコミックス)が5巻で完結しました。芸術大学の俳句ゼミを舞台にしたマンガ。
最終5巻では「連句」が登場。連句、俳諧連歌ともいわれますが、これまであまり知りませんでした。でも調べてみるとこれはまた深い遊びの世界。

私は「遊びとしての俳句」が好きな俳句ファンなんですが、『ほしとんで』では、句会や吟行などの遊びにつながる要素に重きをおいてくれてるのがうれしいし楽しい。句会というとエライ先生が弟子の句を品評するものとお思いのかたもいるかもしれませんが、そういうものだけではないのですよ。句会の雰囲気は『俳句という遊び』(小林恭二、岩波新書)や『句会で遊ぼう』(小高賢、幻冬舎新書)などをお読みいただくと伝わるかも。句会のおもしろさのひとつ、作者の句意とは無関係な妄想を暴走させる楽しみも、作品中にちゃんと出てくるところがよかったなあ。

ほかにも季語や切れ字など俳句の約束事についても楽しみながら知ることができます。かなり勉強になりました。『ほしとんで』、俳句に興味のあるかたにはオススメのマンガです。

そして俳句についてもうひとつ。
NHK出版さんから『別冊NHK俳句 脳活! まいにち俳句パズル 秋冬編』という本が出ました。パズル制作はもちろんニコリ。(https://www.nhk-book.co.jp/detail/000064072752021.html
NHK俳句テキストで連載中の俳句パズルをまとめたものです。クロスワード、スケルトン、シークワーズ、読み方スケルトンの4種類のパズルが楽しめます。新作もあるのよ。
こちらももちろんオススメの本ですので、俳句に興味のあるかたはぜひぜひお買い上げくださいませー。とお願いしておしまい。