先週はAndroid版の、今週はiOS版のスマニコリがリリースされました。
そして、6月の出版物である、ニコリ本誌と、難しい数独本「超激辛難関」2点も、そろそろ書店に並ぶころかと思いますので、たんまりと買っておくれよ…とか、
東海・北陸・関東などで梅雨入りしましたよ、とか、
告知したいことが潤沢な昨今ではありますが、そんな気持ちはぐっとこらえ、
せっかく何でも書いていい雑記の場なので、どうでもいい話を書きたいと思います。
普段わたくしはあまり間食をしないのですが、さきほどオレオを久しぶりに口にしたら、信じられないほど美味しかったのですね。オレオってこんなに美味しかったんだーという話でもいいんですが、さすがにどうでも良すぎるので割愛。

というか、書いてたら口がオレオを受け入れたい態勢になってしまったので、ちょっと1枚つまんできます。その間、コマーシャルをどうぞ。

5月の新刊はこの2冊!

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サクサクとビスケット部分が崩れる間に、ビターと甘さが徐々に1つになっていく感じがたまらんですね。
ということで、以下「1本だけ早く咲く桜」の話です。

数カ月前、友人と何かの場所の話をしていたときに、
「あの『1本だけ早く咲く桜』のあたりかな」
などと言われたのですね。
友人は、私鉄で数駅ほど離れたところに住んでいますので、そんな、1本だけ早く咲く桜のあたりって言われても知らんわ、と私は言ったのですが、
言い終わったタイミングで突如その1本だけ早く咲く桜のビジュアルが脳裏にひらめいたのですね。
あ、あの1本だけ早く咲く桜ってあの、駅の裏の交差点の角のところにあるアレかー、すごく地元なわけではないからたまに通るときに見るだけだけど、確かに1本だけ早く咲く桜っていつか思ったことがあるなー、久しぶりに思い出したわー、
といったことで盛り上がったのであります。
友人の家族の中では「1本だけ早く咲く桜」といえばあれ、という共通認識があるとのことでした。
まぁそんな他愛ない会話。

で、わたくしはふと「1本だけ早く咲く桜」みたいな存在っていいな、と思ったのですよ。
説明しづらいのですが、要するに地元民なら知ってるご近所のランドマークというわけなんですけども、
・決して地図に載るようなものでもない
・ガイドブックに載るような感じもしない
・複数年見てないと知ることができない(だから地元民しか知らない)
・フィーチャリングされた理由が「1本だけ早く咲く」という点だけ

という、全面的に地味、感動的芸術的な要素は皆無なのだけども、言われれば「確かに1本だけ早く咲くね」とみんなが納得する感じ。
記録には残らないけど地元民ならみんなわかるというような、無意思というか、無意識の存在感といったものでしょうか。

ということでわたくしも1本だけ早く咲く桜のような存在になりたいものです、とかいう教訓や結論はまったくなくて、すなわちだからどうでもいい話なのですけども、
おそらく「1本だけ早く咲く桜」的なものは、それぞれの地元にきっとあるのだと思う。そしてそれは何だか面白いなあとわたくしは思ったのでした。