どうも、(く)でございます。

いきなりですが、住宅の価格や家賃に「眺望」が反映されることってありますよね。
都内でぱっと思いつくのが、窓から東京タワーやスカイツリーが見えるってやつです。
季節物だけど、隅田川の花火もありますね。
そして、富士山です。
これは都内に限らず、旅館やホテルの部屋でも価格が上乗せされちゃう要因ですかね。

さて、我がマンションのベランダからは、富士山が見えます。
小さいですが、晴れていればはっきりくっきりと。
なんとなく、毎年元日に写真を撮ったりしています。
家賃にはたぶん反映されていません。
実際、入居してしばらくは、富士山が見えることに気づいてなかったのですよ。
なぜなら、ベランダの正面は隣の建物の壁だから。
景色にはまったく期待しないまま住み始めて、洗濯物を干しているときにふと右を見ると、西側がどどーんと開けていて、遠くになんと富士山が!
それ以来、私の部屋からは富士山が見える(部屋の中からは見えない)というのが小さな自慢だったのです。

とーこーろーがー、今年の元日に恒例の写真を撮っていたところ、なにやら不穏な気配が…。
目測で2駅ほど離れたところで、工事が始まっていました。
ちょうど、富士山との直線上です。
ううむ。
少し前に、そこからちょっと右にずれたところに3、4棟からなる大きなマンション群ができあがったところでした。
その規模のものがココに建ってしまうと、もう富士山は見えなくなってしまいます。

なんてこった。
さようなら、私の小さな富士山。

でもでも、それからしばらく見守っていたのですが、工事現場が拡張する気配がありません。
どうやら、単なる外壁工事だったもよう。
気づけば終わっていましたよ。
良かったー。

まあ、いつ見えなくなるかわからないけど、私の小さな富士山、これからもよろしくね。