こんにちは。今週の雑記当番は(将)です。
パズル通信ニコリの入稿週に当番がぶつかってしまったので、金曜日に書いています。
今回は雑記で書けそうなネタを思いつきました。
ある特定のペンシルパズルについて、ルールを少し変えて、元のパズルと似た変則ルールのパズルを作ってみる…といったことが、作り手界隈では時折行われています。
その「元のパズルと似た変則ルールのパズル」について、ニコリでは歴史的に「フェアリー」と呼ぶことが多かったのですが、この呼び方はニコリ以外の数理パズル界隈ではほとんど使われず、「バリアント」と呼ばれるのだそうです。
この「フェアリー」は、もともとチェスの変則ルールのことを指していたとのことで、日本にその概念が持ち込まれた際に、チェスと近い分野の遊びである詰将棋にも適用され「フェアリー詰将棋」という言葉も生まれたようです。
ニコリが「フェアリー」の用語を使っているのは、黎明期のニコリ編集者がチェスや詰将棋にも造詣があったから、なのかもしれません。
その種の変則ルールのパズルについて、歩調を合わせて「バリアント」の言葉を使ってもかまわないのですが、私としては言葉の響きが好きなので、今後も「フェアリー」を使っていきたいかなと思っています。
謎の宣言をしたところで、今回の雑記はここまでです。