こんにちは、(竹)です。
 『パズル通信ニコリ』の最新号、190号が発売されました。横浜特集号ということで、横浜のパズルや記事がたくさん載っています。特集以外のページもいつもどおり充実しております。よろしくね。

 よろしくねってことで、載っているパズルの話は実際の誌面でご確認いただくとして、ここでは190号に載っていないパズルの話をしちゃいましょうか。発売直後にする話か、というのはさておかせていただきましてね。
 なにを隠そう、190号にはジグソークロスが載っていません。載っていないパズルなんて毎号わんさかあるじゃん、と思われてしまうかもしれませんが、そうでなくてですね。ジグソークロスといえば、ニコリ本誌では推理クロスの近くにそっと寄り添うかのごとくほぼいつも載っているパズルで、ジグソークロスが載っていない号なんていったい何年ぶりだろう、ってくらいレアなことなのです。190号はいろいろとレア度が高いのですが、そういう意味でもレアな号ですね。
 載らなかった特別な理由があったわけではなく、単純にほかのパズルでいい投稿がたくさんあったのと、難しい問題で「これは!」ってピンとくる投稿がたまたまなかったのが重なった結果、なんかあぶれちゃったみたいです。だから、次号からはまたしれっと載り続けるんじゃないかなと思います。未来のことはわかんないけど。

 せっかくジグソークロスの話が出たので、ジグソークロスの投稿問題を拝見していて「こういう問題はイマイチと感じることが多いなあ」と常々感じている傾向をひとつだけ挙げてみましょうか。
 1マス×1マスや1マス×2マスのピースだらけの、盤面を細かく細かく切り刻んだ問題。これはイマイチな解き心地になっていることが多いです。ピースがバシッとはまったときの気持ちよさとか、連鎖反応的に決まっていく爽快感がなくて、ツラめな心配りや強引な先読みが必要だったりする。それはそれでおもしろいじゃない、という方、わかります。それを逆手にとって独特のおもしろさに昇華させた問題もあるじゃない。それもそう。しかもたくさんある。だから、やっちゃダメですよって話じゃありません。とはいえ、これからジグソークロスを作ってみようかな、という向きの方におかれましては、まずは小さいピースの使用をできるだけ避けて作ることをオススメします。マジでマジで。