年の瀬とともに寒さもせまってくる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ペンシルパズルの出版社ニコリのスタッフ(や)です。
11月8日(金)・9日(土)に開催された「丸の内BOOKCON2024」にニコリが出展しましたので、その様子をレポートいたします。
さて早速、端的にわかりやすいレポートを…
「ミ、ミーちゃんだーー!!!!!!」
とりみだしました。
猫が野球のピッチャーとして活躍する漫画『猫ピッチャー』(そにしけんじ著)、その主人公のミー太郎が会場にいたので、いっしょに写真を撮っていただきました。『猫ピッチャー』とニコリは、じつはご縁がありまして、読売新聞の日曜版「よみほっと」の同じ面で『猫ピッチャー』とニコリの数独・クロスワードが連載されているのです。
私は同じ著者の『猫ラーメン』という作品が好きで単行本を買っていたりもしたので、とてもホクホクした気分になったのでした。
…さて話を戻して、今回のニコリブースのテーマは「あなたの知らないペンシルパズル 大集合」ということで、数独をはじめ、スリザーリンク、カックロ、四角に切れ、美術館、ナンバーリンク、ダブルチョコ、といった様々なパズルのシートやらPOPやらをご用意しつつ、その奥深さや面白さをお伝えしていたのでした。
両日とも、ニコリのパズル編集者がブースに常駐。
8日(金)にはパズル通信ニコリの現編集長(将)、9日(土)には元編集長にして現社長の(安)もいましたぞ。
パズルや本に関する質問・疑問にお答えしたり、解き方のコツを伝授したりして、お客様との交流を深めました。
お客様はたまたま通りがかった方から、パズル通信ニコリ黎明期からのディープなパズルファンまで様々。
ふだんなかなか聞くことのできない生の声をたくさんいただき、今後のパズル制作の貴重なヒントを得ることができました。
ここからは、ブースの写真をいくつかご紹介。
▼ギネス世界記録(R)で、世界最大のクロスワードに認定された『メガクロス』の書籍版と、認定証が飾ってありました。
▼自信の書籍ラインナップとパズルシート。
書き下ろしのPOPでは各パズルの解き味を説明していました。
▼1,500円以上のご購入で、トートバッグをプレゼント。
ふだん使いにぴったりすぎる。
また個人的には他の出版社のブースを訪問し、編集者の方々と交流できたことも大きな収穫でした。
たとえば、文一総合出版さんのブースでは…
「シ、シマエナガだーー!!!!!!」
とりみだしました。
シマエナガがかわいくて、書籍『とことんエナガ、シマエナガ』を購入しちゃいました。エナガやシマエナガのかわいい写真が載っているのはもちろんのこと、その生態や周辺情報も詳細に書かれている1冊。エナガやシマエナガの外面だけでなく、内面まで愛したい人にオススメです。
文一総合出版さんは、生物や植物に関わる書籍を多く出版されていて、ニコリでもスケルトンパズルやシークワーズを作るときなどに文一総合出版さんの図鑑を参考にさせていただくこともあったりします。またバードウォッチング雑誌『BIRDER』は弊社内に愛読者がいたりして、いろいろ親近感があったのでした。
一方そのころ、早川書房さんのブースでは…
「『オリエント急行の殺人』のマグカップだーー!!!!!!」
とりみだしました。
アガサ・クリスティー不動の名作『オリエント急行の殺人』のマグカップ、見つけたからには買わざるをえないですよね。
うちには他のアガサ・クリスティーのマグカップがすでに2つあるので、仲間が増えました。
あと早川書房のスタッフの方に自分の好みのミステリのジャンルなどを伝えたところ、『ストーンサークルの殺人』を勧めていただきそちらも購入しました。
編集者におすすめ小説を直接教えていただく体験は、ミステリ好き垂涎ですぞ。
途中からだいぶ私情がはさまっていたようにも思いますが、丸の内BOOKCON2024は編集者と読者との交流が生まれる実りあるイベントなのではないか、と一編集者としても一読者としても感じた次第でした。
皆様に
「ニコリだーー!!!!!!」
と叫んでいただけるような出版社になれるよう、今後もこういうイベントにも積極的に参加していきたいものです。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ではでは、また次のイベントで。