何度も書いておりますが、私(ケ)はマンガが好きです。
本そのものが好きで、本屋さんや図書館へ通い詰めの子どもでした。雑多に濫読しまくりの読書中毒の人生を送ってきました。
大人になって読書対象にマンガが入り、今やマンガのほうが比重が大きい。子どもの頃、マンガは買ってもらえなかった反動もあるんじゃないかな、という気がします。世の親御さんがた、子どもの趣味をヘタに禁じるとのちのちタタりますよ。

さて。
本に対してややフェティシズム的な信仰があるもので、紙の本への執着が強いです。どんなつまんない本でも、なかなか捨てられないタイプです。
そんな私ですが、近年になって電子書籍もよく買うようになりました。
今年になって、荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』第9部『The JOJOLands』を電子書籍で買い始めたとき、ああ、自分は電子を許容したんだなあ、と実感しました。数十年来の大ファンの荒木先生の本を、電子で買う日が来るなんて、私の中にいる「紙の本信者」はそうとう驚いています。
まあ、紙の本で買い続けるつもりのシリーズも、まだいくつも残ってるんですけどね。

さてさて。
私が電子で買う本のひとつの傾向に「試し買い」があります。先述のように紙の本への執着が強い反面、電子ならお試しがしやすいのです。そんなお試しからハマったシリーズも多い。いま推してる『あかね噺』(原作・末永裕樹、作画・馬上鷹将)もそのひとつかな。週刊少年ジャンプで連載中。
週刊少年ジャンプのマンガといえば、けっこう気に入ってた『妖怪バスター村上』(伊原大貴)が今月で連載終了して残念。イヤこれは早期打ち切り路線かなあ、とは思ってたけどさ。応援のつもりで、1巻を電子で買った直後に打ち切り。応援になってない。

さてさてさて。
電子書籍、今の時代になると、「紙の本では出せないが、電子でなら出版できる」という状況も起きたりするのですよね。電子版しかない本も、いくつか買っていたりします。
出版不況が言われて長いですが、そういう形で「本」が生き残っていく未来はあると思います。意識を変えていく必要があるよなあ。
そしてこれ、ペンシルパズルの本についても無関係な話ではない、と(株)ニコリの一社員としても強く感じております。感じた結果どうなるのか、は、まだよくわかりませんが。
というところで今日の雑記はおしまい。