こんにちは、(た)です。
好きな罠/魔法カードは魔法の筒(マジックシリンダー)と燃えさかる大地です。
いきなりですが、近年書籍は小説も漫画も電子化が進んでいます。電子は場所をとらないし、持ち運びも楽、文字のズームまでできます。読書大好きな私はずっと紙派で、紙本のにおいや、1ページ1ページめくる楽しさに魅了されていたのですが、それでも電子の方が楽と電子で本をそろえる友人の気持ちもよくわかります。
どちらが上、どちらが下というわけでは絶対ありませんが、紙にできて電子にできないことはもはやないのではないだろうか、紙は古いのだろうかと思いはじめ、ため息をついておりました。
ですが、最近本屋で面白そうな本を見つけたのです。
【世界でいちばん透きとおった物語】
電子書籍化絶対不可能、“紙の本でしか”体験できない感動があると帯に堂々書かれた一冊で、紙の本にしかできないことなんてあるのだろうかと、ワクワクしながら購入し、私は先日それを読み終えました。
脳が震え、鳥肌が止まりませんでした。
いつの間にかすげえすげえと繰り返しながら泣いてました。
ネタバレは一切できないので、中身はもちろん、気持ちを多く語ることもできません。
ただ私はこの本に出会えてよかったと思い、これからも紙の本を愛したいと思う理由が一つ増えたことに気づかされました。
近年書籍は漫画も小説も電子化が進んでいます。
もしかしたら今後紙の本は減っていくかもしれません。
それでも紙は退行しているわけではなく、形が違う“可能性”はどちらも平等にあるんだなと思いました。
(た)でございました。