どうも(ケ)です。
朝、NHKの連続テレビ小説を見ながらご飯を食べたり洗濯物を干したり、というのが生活リズムの一部になっています。いろいろと動いてる時間帯なので、ながら視聴になっちゃってるんですけどね。
今期の『エール』も楽しみながら鑑賞しております。福島出身の作曲家、古関裕而をモデルにしたドラマで、主演男優は福島の言葉でしゃべっております。奥さんが愛知県の豊橋の出身ということで、三河弁をしゃべる人がちょいちょいでてきます。
この三河弁がとてもしっくりくるのです。私の母語は三河弁ベースなんですが、自分とか親の世代あたりが話している言葉に近い印象をうけるのです。耳がスムーズに受け入れるしゃべり言葉。
私見ですが、三河弁って、共通語っぽい中に、接続詞や終助詞なんかで方言が混じることが多いんですね。全体的にではなく、そこここにちらっとなまりが現れるのです。そのあたりの調整が「やりすぎ」でなくいい感じ。方言指導の人(柴田浩味というかたらしい)が上手なのかなあ?
もちろん、ドラマの時代設定になっている昭和初期、そのころの三河の人々が話してた言葉は、現代の三河弁とはまた違うもっと古い方言だったはず。ただ、ドラマを見ている側が受け止め納得するのには、現代三河弁がソフトで聞きやすいからベターじゃないかなと思います。このあたりのバランスが、ドラマとしてのリアリティには大事ですね。
この「受け手にとって快適で納得できるバランスがどこか」という問題、実はおなじみパズルでも大事になってくると思うんですが、まあそれはともかく、毎朝のドラマを楽しんでいる日々でありました。
ということでともかくも。
がんばれがんばれみんながんばれ。
いろいろあるけど、やれてるところはちゃんとやれてるよ、だからがんばろう。
てなわけで突然にエールをおくって今週はおしまい。