今週の雑記係 (焼)です。
好きな揚げ物料理はフライドポテトです。
いつもは「ミステリーをパズルする」というコーナーを
勝手につくってつらつらと密室ミステリーについて
書いてたりするのですが、
今回はお休みさせてください。どうかご容赦を…。
話はいきなり変わりますが、
皆さんは「キャベツ」と「レタス」の見分けがつきますか?
「見分けつくでっしゃろ」という声が聞こえてくる気がしますが、
筆者は小学生の時分、見分けることができませんでした。
小学生時代の筆者は困ったわけです。
学校で「キャベツとレタス見分けつかないマン」という
あだ名をつけられたらどうしよう…などと悩みました。
そこで筆者が取り出したのが「電子手帳※」!
(※メモ帳やスケジューラーなどが詰め込まれた小型端末)
その電子手帳には、国語辞書が搭載されていたので、
筆者は早速「キャベツ」という言葉を調べました。
すると次の一言が表示されました。
甘藍
他の言葉を調べたときはもう少し詳しい意味が
表示される辞書だったのですが、
このときは本当にこの2文字しか表示されませんでした。
困りました。これだけでは「キャベツ」が何者かわかりません。
「見分けつかないマン」の呪縛からは解放されません。
そこで筆者は「甘藍」の意味を調べることにしました。
「甘藍」と入力して今度こそ、キャベツの正体を
知れると期待に胸をふくらませたのですが、そこに表示されたのは次の一言(4文字)でした。
キャベツ
…なんということでしょう!
「キャベツ」は「甘藍」
「甘藍」は「キャベツ」
それ以外の情報が一切なく、完全にループしているのです!
そうして小学生の筆者はしばらくの間、
「キャベツとレタス見分けつかないマン」と呼ばれる
恐怖におびえながら生きていくことになったのでした…。(大げさ)
しかし、今回の「キャベツ」=「甘藍」のような例は極端だとしても
言葉というものは、別の言葉によって循環するように
定義している、ということはよくありますよね。
たとえば「右」という言葉は、ある辞書では
「南を向いたときに、西にあたるほう」というように定義されていたりしますが、
では「南」はなんだろう、と調べると
「日の出るほうにむかって、右のほう」などと書いてあったりします。
こういう例を見ると、言葉を言葉によって定義するというのは
とても難しいことだなぁ、としみじみ思ったりします。
でも、だからこそ言葉は面白いのかもしれません。
…「言葉で別の言葉を循環するように定義している」といえば、
「フリースタイルクロスチック」というパズルがまさにそれですね!
できてそれほどたっていないパズルなので、
今はまだ「パズル通信ニコリVol.163」「漢字パズル百花繚乱」に載っている
くらいですが、今後増えていくといいなぁ…。
…あっ、9月10日に発売される「パズル通信ニコリVol.168」にも
フリースタイルクロスチックが載るみたいですよ!
ナイスタイミングですね!
(どんなパズルか気になる人は上記の書籍を買ってくださいね!)
ということで、とてもスムーズ(?)な流れで
宣伝ができたところでまた次回( ・ω・)ノシ